最近は人と人との、主に直接の付き合いが無い、或いはしたくない人が増えた。
故にコミュニケーション能力が不足し、軟弱な人間になる。
とかいうような話をちょいちょい見かける。
確かに人との繋がりやコミュニケーションがあれば、そこから多くのものを得られると思います。
自分で気づかなかった考えやアイディアを共有できる。
自分自身を客観視といいますか、相対化できる点も重要だと思います。
だけど不快な思いをしたり、余計なトラブルに巻き込まれる可能性がある事も事実。
良い事ばかりではないでしょう。
それにコミュニケーションが得意な人、好きな人。不得意な人、嫌いな人で世の中常に回っているわけじゃないですか。
いわば個人の価値観。
得意であれば、社会で生きていくのに有利である点は否定しようのない事実ですが、だからといって、「これだからコミュ症は」と蔑む必要性が果たしてあるのか。
やたら人間関係を築いていく事を美化したり、そうしない事を嘆く風潮(自分の勝手な思い込みかもしれませんが)がありますが、日常生活を営む分においての人間関係って、そうそうドラマチックな事って起こらないんじゃないですかね。