このプラモはッ!!
バリやパーティングラインががっつり付いており、パーツそのものの合いもかなり悪い。
上に重い物でも乗っていたのか箱がへこんでおり、もれなくパーツも変形していた。
それをお湯で修正しようとして失敗。あんまり熱いと事態を悪化させるだろうと気を付けてはいたけど、何分こういうことは初めてなので経験が無かった。
顔が青ざめた瞬快第一である。
合わないパーツが絶望的なまでに合わなくなり、それをパテを盛ったり削ったりして可能な限り修正。
次に塗装に失敗。油がとり切れていなかったのか、水に浸けたらブツブツが出現し、削って修正しようとしたら斑に剥げてしまった。一からやり直し。
青ざめた瞬間第二。
そしてようやくデカール貼りとクリアコートを終え、「らしく」なってきたと喜んでいたのもつかの間、あちこちシワだらけになった挙句、剥がれてきてしまった。
もうここまで来ると青ざめる気持ちもない。最後の最後でこれか!またか、またなのかと・・・。
T社やH社のデカールは全くもって大丈夫だったのに、何でこれはダメなのか!?
以前も水に浸けたら粉々になったことがあったので、メーカーや状態によっても違うだろうから気をつけよう・・・。
天井の94のナンバーのデカールはごっそり剥がれてしまったので、思い切って手書きで修正。少々のムラは気にしない。
何分海外メーカーの古いプラモだし、探しても替えのデカールは見つからなかった。
皆マスキングして修正するんだろうか。
度重なる失敗にめげかけるも、ゾンビの如く這い上がってきた。
もう、綺麗に作るだとかはどっかに行ってしまった。