スケッチブックやA4ノートを見返すと、これまで描いてきた絵がビッシリ並んでいる。(余白が勿体ないと、あらゆる箇所に描いてきたので)
その内の幾つかは「描けた」感じはあっても、未だに「描ける」実感は無い。なんというか何を描こうとしても不安であり、実際に悩む。
複雑な、「うわぁ・・・これは」と思うようなものを描いていかないと身に付かないよなぁということで
幸運が売りの緑のアーマーを着込んだおっさんのヘルメットを描いた。
複雑すぎて、今自分がどこを、何を描いてるのかわからなくなり、大変混乱した。伝わるだろうか・・・。
オプティマスプライムの頭。コンボイと言った方が伝わるのだろうか。
左がこれまで通りの描き方で、本を読み返したら気になる記述があったので、それを参考に描いたのが右のやつ。この辺りから、とにかく陰を描いてみることにした。
相変わらず形が崩れてはいるものの、何か「手ごたえ」のようなものを感じたので、気を良くして次へ。
やっぱりダメなのか!なんか寸詰まりになってチョロQみたいになってしまった。
というか、チョロQとしてなら成立する・・・かな?
ミニ四駆のモーター。途中から訳が分からなくなってきて、いい加減になってしまった。3次元を2次元に変換するとか、脳がやられる!
頭に埋め込むマイクロチップの研究の解説をしていたおっさん。
まあ、とりあえず人の顔にはなったかな。
なんだろうなぁ、今まで数はこなしてきたけどこうして描いてると「なんも身についていない」ということを痛感せざるを得ない・・・。
絵を描く、絵が描けるとは一体どういうことなのか!
なにか根本的に間違った練習をしているのだろうか?なんかこう「わかった!」っていう閃きみたいなのがないんですよ。
それでも今回さらっと描いてみて、一つ進展があって、それは「さほど不安にも抵抗にも感じなかった」ということ。
「だめで元々」というある種の諦めがありましたし、描けそうにないものを描いていかないと上達には繋がらないでしょ。今に見ておれ!と。