一人舞台

生きづらさに悩む、元ひきこもりのブログ、日記

生き辛さに悩む元(暫定)ひきこもりの「日記」

A型作業所の見学

2件行ってきました。それまで話には聞いていたけど、実際に職場を見るのは初めてだ。

仕事の内容としては軽作業。段ボールの組み立てとか、部品の成型、バリ取りとか、梱包などなど。働いている人の印象も、自分よりずっと重い障害があるといった感じか。

サポステの担当者と行ったのだけど、最初自分がサポステの人間だと勘違いされたくらいだ。

向こうからの自分の印象は「え!?全然普通じゃん!正直に言うと、その若さでここで働くのは止めた方がいい。もったいない。それより理解ある企業を見つけて働いた方がいいよ」とのこと。そうだよね・・・。しかし、それはどこにあるのでしょうか。

時給1000円いくかいかないかで、実働4時間。これでは一人暮らしどころか、年金や保険料を払っていくのも厳しい。家に生活費を入れたら趣味や貯金は絶望的である。

長期的に働きたいと考えているし、最後の、ギリギリの要素の「若さ」を棒に振るにはあまりにリスクが大きい。

なんでこれを紹介した・・・?しかし、障碍者枠の仕事を自分で探してみても、絶望するぐらい少ない。

 

寧ろ見学よりも福祉業界の話の方がためになったような。

障碍者向けの仕事を請け負ってくるのだけど、足元を見られたり、「障碍者?働けるんですか?それ」とバカにされることも少なくないという。

取ってこれる仕事も減ってきているし、途中で「これからはうちでやります」と切られることもある。事業所であげられる成果も実際には時給600円程度。それに対し最低賃金を保証しなければならないのできつく、役所もハローワークも塩対応。福祉はあまりに軽んじられてはいまいか!との話。

更に日本全体が没落ムードで、求人票にもその片鱗が見て取れる。果たして自分が上手く働ける場なんてあるのだろうか?

 

働くって簡単ですよ。冷静になって考えてみてほしい。毎日キチッと出社して、言われたことに従っておけば、毎月給料が貰えるわけですよ。無能っぷりを発揮してつらかったけど、「すみません!すみません!」と言い続けて通っていれば、やはり安定して給料が貰える。ボーナスもあった。

なのになんでなんだろうなぁ。

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