一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

人の話を聴く。相手の枠組みに立って考えるとはいかなることか?

いつの頃かこんなことがテーマになっていて、日々本なり動画なりで学んでは考えることを繰り返している。

最近では聴くだけではなく「訊く」つまり質問することの重要性にも着目している。

本来人の話って面白いものだと思っていて、そうかなぁと思うならそれは雑談で済ませているからだ。関心を持って聴け(訊け)ば、人生経験や失敗談、ものの考え方や意外な人となりなんかが見えてきて面白くなるはず。パズルのピースを集めるような。聴き手がいかに掘り下げられるかに掛かっている。まあ、受け入れられるかどうかは賛否あるだろうけど、ほとんどの事は「ああ、そういう枠組みの人なんだな」で済むことだと思う。

 

先日のオープンダイアローグセミナーもいろいろあって若干ふてくされつつも、一応話は聴いていた。

皆の考え方は外に向かうというか、ルールや規律、世間体に乗っ取った回答をするのに対し、自分は内省的というか、ひたすら内に向かうような考えばかりが浮かんで面白かった。とはいえ、うまく伝わらなくて小っ恥ずかしかったり、スタッフに突っ込まれたりで不快でもあったが・・・。

 

会話。人との関係。他者、自己理解。

部屋の中で独りでどれだけ学んで考えても、何も身につかない。実際に他者とのやり取りのなかで、嬉しかったり楽しかったり、わかるわからない、伝わった伝わらない、傷つけ傷つけられという経験を積んでいかないと何もわからないよね。

つまり他人の協力無しには学ぶことさえできないのだけど、そう都合よく付き合ってくれる人はねえ・・・。積極的に関わられることを不快に思う人は少くないでしょう。特にああいう場ではね。

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