おかしい。働き方の負担を減らして、お金よりもつらくならない安定した、継続できる就労を・・・と過去の経験から戦略を変えたはずなのに、またこれまでと同じ轍を行っている・・・どうしてこうなった?と考えていたら、支離滅裂な自分の言動と行動が見えてきた。
確かに当初は「緩く働く」を宣言して支援者にもそう伝えていた。それが何で週5、8時間労働を目指すようになったのか?確か「家にいるのが、世話になるとあーだこーだ言われるのが嫌だから、一人暮らしをしたい。しかし短時間労働の収入では・・・」と、不安があったのだと思う。ここからいつの間にか親からの自立に目的がすり替わっていったように思う。緩く働くと、フルタイムで働くは矛盾するでしょ。
今まで散々働きたくない、働くのが怖い、不安だと言っておきながら、決まりかけると「案外イケるんじゃね?」と謎の、根拠のない自信が出てきて、後先考えずに突っ走ってしまった。誰かおいおい!と止めてくれれば・・・。お!やる気になった。いい感じになってきた!なんだできるんじゃん!と思われたのだろう。
職場見学でも、やります!できます!なんて軽はずみに言ってしまって、いやいや!今までできてなかったやん!とツッコミたくなる。これでは自分の首を自分で締めているようなもの。
改めて自分の視野の狭さに気が付いた。ついさっきまであんなに不安で、腰が重かったのに、なんかこれだ!とか思うと勢いそのままに他のことが頭から消え去ってしまう。
勢いがつくと結構進めてしまう。でも、ハンドルを握る人がいないから、おかしな方向へ進んでしまう!自分では制御できない!止めてくれる誰か、ここにこそ支援や他人の意見が必要だったのではないか?もっと自分の特性について知ってもらう必要があった!しかし気が付くには遅すぎた。
親曰く、幼少時から落ち着きが無く、衝動的で、弟や妹と比較してとにかく手のかかる子供だったと、良く聞かされていた。
これってひょっとして、その特性を別の形で引き継いでしまっているのではないだろうか・・・。