一人舞台

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

落ちてしまいそうな自分を、どうにかこうにか支えている。

ひきこもりと孤独

今の住居に引越しが完了した話を数日前に書いて、意外にもそれなりにアクセスがあった。

以前は県営住宅に一人でいて、母は友人とアパートで同居して、たまに会うくらいという特殊な環境であった。

で、金銭面とか老後の事を考えて、二人で中古の小さな一軒家を買って、行き場のない自分がそこに居候・・・というのが現在である。

さて、どちらが孤独であったかというと、間違いなく「今」である。何故か。

時々自分の状況についての話題がポツポツと出るんだけど、「働かないでどうするの?稼がないやつに価値無し!」という価値観が渦巻いているようで、ここでも顔色窺って、返事に細心の注意を払って、二人の機嫌を損ねないようにしなければと、いたたまれなくなってくる。自分の立場はいつだって弱いのだ。

一応、無愛想にならないように日々の挨拶とか、夕食作り、洗い物、掃除など手伝っているつもりだけど、疲れて帰ってくる二人の顔を見ると「やっぱりそんな程度ではダメだよな。働くことや稼ぐことと同等であるはずがない」そんな気分になってくる。

そんな中にあって、働くことがつらくて苦しい・・・なんて、言えるわけがない。

自分が行う会話は本当に些細な日常会話・・・というよりほとんど「返事」である。それ以外はこの話題が早く終わってくれるよう祈りながら、ただひたすら聞き続けるだけ。

何度も書いてるけど、単に一人でいる孤独より、人間関係の中や価値観、常識の中で孤立することの方がずっとつらい。共同生活になった結果、そうなってしまった感がある。

最後に人と会話をしたのはいつだったろうか・・・。

 

 

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